カミーノの迷い方

食べるの大好き人間のカミーノ巡礼、栄養学、食に関する本、ゼロウェイストなど

カミーノ31日目(Melide→O Pedrouzo 32.4km)

8月25日

 6時半に出発。今朝も登り道からスタート。今日は何km歩くかは、まだ決めてない。

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今日最初の教会でお祈り。

 今日は曇りの天気の中を登ったり降ったり。日本人大学生Tと世界一周ガールAと森の霧の中で座って休憩。ピクニックみたいで楽しい。確実に明日、サンティアゴに着くことが分かってるので、一瞬一瞬が愛しく感じる。

 あっという間にアルスーアの町へ到着。町に入ってすぐのカフェで3人で休憩。韓国人ナースは今日はここに泊まるから一緒に泊まろうって言ってたけど...3人とも歩くスイッチが入ってしまってたので、また歩き始める。

 町をぬけていると、良さそうなお店がちょこちょこあって割と良い町並み。ここに滞在する人が多いのも納得。この町名物のチーズに後ろ髪引かれるけど、さっきカフェで食べたサンドイッチの中の美味しかったチーズはこのチーズと信じて町を後にする。

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アルスーアのチーズ。

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チーズのお祭り?

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アルスーアの巡礼路沿いの公園

 2人と別れて一人で歩いてると早速迷う。アルベルゲの看板を巡礼路と思って歩いてしまったみたい。気を取り直して町を出る。

 たくさんの木々(ユーカリ、栗、樫)の中を歩くのと、小さい町が現れるの繰り返し。カミーノの後半は皆自分の時間を大切にするってどこかで読んだけど、確かにそんな感じ。誰かと話した記憶があんまり無いな。

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森の中のドネーションのカフェでまったり。

 

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しーんとしてて綺麗だった。アンジェロと一緒に撮った写真。

 15時半ごろ、オ・ペドローゾに到着。宿無いかもな〜って思ってたら、Aから、宿Fullだよ!って連絡が来た。Aはとりあえずムニンシパルの前で座って待ってるみたいなので合流。ムニンシパルに向かうまでに、宿あるの?大丈夫?って何人かに声をかけられた。ムニンシパルの前には同じような人がいっぱいいて、その人たちによると、町中のアルベルゲがFullになったら、ジムが開放されるのでそれを待つとのこと。いつなのか、ジムが何なのか分からないけど、それを待つことにした。
 16時半ごろ、人が移動していくのに着いていくと、体育館があって、そこが宿として開放された。シャワーはついにドアどころか仕切りも無くなったけど、みんなでシャワーがある喜びを感じながら浴びた。

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  Aと町へご飯へ。アンジェロやハビー、ホセマ、ジュリや会ったことはあるような気がするけど話したことが無い人たちとワインを飲んだ。お腹が空いたのでAと別の店へ。Amigoって店名に惹かれて入った店だけど、お店一押しの豚料理は美味しかったし、店主が気さくで楽しかった。デザート食べる時間無くて、帰ろうとしたらチョコレートくれたり。

 急いで体育館に戻ると、係りの人は居なくて、今日の宿は門限無しということが分かったので、体育館の前でおしゃべり。スペイン人の(二人目の)ハビーと初めて会って、話す。なんだか独特のムードを持った男性で、Aとすっごく笑った。

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電気は一晩中付けっぱなし。

 ジム(体育館) 4€ ★★★