8月30日
お腹がペコペコなので、宿のレストランで朝食を食べようと行くと、日本人大学生Tがいた!また会えて嬉しい。昨日長く歩いたかいがあった。彼の話によると、さっきまでもう一人日本人(初めて会う)がいたそうだ。こんな場所に3人日本人がいるなんて。
Tと歩き出すと、分かれ道があった。彼もフィステーラにだけ行くことにしたそうなので、一緒に左へ。
今日は雨こそ降らないものの、霧で、なんだか不思議な気分。あの世へ繋がってるみたいだねって話しながら歩く。
しばらく歩くと海が見えた!巡礼中初めての海。道を下って行くと港街Ceeがあり、ここでお昼ご飯休憩をとることにした。美味しそうな店ないかな〜とgooglemapを見ると、すぐ近くに良さそうなお店を見つけたので向かう。
店はまだ準備中だったけど、お店を開けてくれた。メニューは色々あったけど、イカとタコのサンドを一つづつ注文してシェアすることにした。
結果、めちゃくちゃ美味しかった!!!ただ、ぎっしり具が入ってるので、一人で一種類食べると、しばらくいいやってなりそう。シェアしたおかげで嫌いにならずに済んで良かった。テレビではトマティーナを放送していたので、3日前に一緒にAirB&Bに泊まってそのままバレンシアに行った、世界一周中のNと、カミーノの最初の一週間一緒だったカルロスを探す。
Ceeは素敵な港町なのでちょっとぷらぷら。
12時過ぎにCeeの町を出発。海沿いを歩くと思いきや、意外と山道を進む。2時間ほど歩くと再び海が見えてきて、フィステーラの町も見えた!
そこからはずっと海を見ながら歩く。フィニステーラに着いてムニンシパルに向かって歩いていると1台の車が止まり、中からは知った顔が降りてきた。何度か別々に会っている日本人5名はがタクシーで一緒に来たみたい。夜ご飯の約束をしてお別れ(ムニンシパルは徒歩の人優先)。
シャワー洗濯等済ませた後街をぷらぷら。思ったより大きな港町。スーパーで生ハム(安くて美味しかったー)やワインを買って彼らのアルベルゲに行く。そこにはサラダにピメントの塩焼き、煮込みにそうめんまであって、最果ての地で日本人7人でわいわい食事と会話を楽しむ。
夕暮れに最果ての地へ向かう。意外と街からは遠いし(2km)、風も強い。
ずーっと西へ西へと歩いたカミーノ。なので海に沈む夕陽は初めてで、感慨深い。
長いようであっという間で、毎日楽しくて時々辛かったカミーノも今日で終わり!
また来た道を歩いて帰って、マドリッドで偶然会ってお酒飲んでる女友達×3と電話で話して、就寝。
ムニンシパル 5€くらい 立地◯ 夜にキッチン閉まって朝開かない 門限なし シャワー排水悪い