カミーノの迷い方

食べるの大好き人間のカミーノ巡礼、栄養学、食に関する本、ゼロウェイストなど

カミーノ35日目(Negreira→Hospital 35km)

8月29日

 曇り時々雨の中、上がり道をひたすらに進む。人にも会わないので黙々と歩く。雨の中見つけた屋根がある場所に腰掛けて、おにぎりを食べる。高台にあって景色を見るための場所の様なので、晴れていたら素敵な景色に違いない。まあ、雨でも晴れでも、おにぎりは美味しいし(しかも海苔つき)、山の上だと更に美味しくて元気が出た。

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 なんにも無い道をひたすらに歩いて15時をすぎた頃、突然おしゃれなカフェがあったので勿論入る。

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落ち着くー

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雨の日のコーヒーは一段と美味しい

 Lagoっていう小さな村の"CASA XALLEIRO"ってカフェでした。今日歩いてきた景色から信じられない、今どきなカフェでめちゃくちゃリラックス〜

 雨の道をまた歩き出す。一時間くらい歩いて雨宿り。隣で雨宿りしていた人がサンドイッチを食べ出して、お腹が空いてるのが伝わったのか、半分くれた。雨の中歩くのは体力いるし、昨日から米だったからサンドイッチ凄く美味しかった。

 ポルトガル人のおじいさんと一緒に歩く。ポルトという街出身の彼は日本人と働いてる様で、ありがとうとオブリガート(ポルトガル語のありがとう)の語源が一緒なこと(諸説あります)を話したりした。一旦別れたけど、彼が仲間とバーで一杯やってるところに通りかかると誘われたので、一杯ご馳走になる。

 そのままここに泊まるという彼らに別れを告げて歩き出す。ビールが回ってしまってほろ酔いで道を歩いていると男性二人が逆方向に歩いてきて、ちょっと嫌な予感。聞くと、この先の宿は埋まっているので、自分たちはちょっと道から外れたところに行くとのこと。私はとりあえず宿に行き泊まりたいと伝えると、やっぱりベッドはないけど、宿を探して電話で予約してくれた。その宿も最後の一名だったみたいで、ラッキー。ただ、その宿は4km先なのでちょっと辛い。

 18時も過ぎていよいよ誰も歩いていない霧の道を歩く。すぐ近くに風力発電があって、ポツンとしたところにある美味しそうなレストランを通った。

 宿に着いて受付を済ませると、ここは受付とレストランで、泊まるところは別にあるらしく、車で5分ほどのところに宿に送ってくれた。入れ替わりで、レストランへ行く人が乗ってきた。シャワー洗濯を済ませると、レストランへ歩いて行く気力も無く、キッチンはあるものの自炊はできないタイプだったので、持っているものを食べた。フルーツ、ツナマヨ、ナッツとココア。

 昨日から考えてたけど、目的地をムシア→フィニステーラから、ムシアは行かずにフィニステーラだけに変えた。東から西に歩いてきたからそのまままっすぐ行きたいし、十分歩いたなと思って。

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明日は分かれ道

 今日は雨の中たくさん歩いたな。

 

O Castelino 12€ ★ レストランと宿が遠い Wifi無し 朝ごはん高い googlemapで★一つが多いので、夜ご飯も微妙そう