カミーノの迷い方

食べるの大好き人間のカミーノ巡礼、栄養学、食に関する本、ゼロウェイストなど

社会人学生の2年間の学費の話

 今月で2年間通った学校も卒業。年末の時点で、謝恩会は中止と決まっていたから、卒業式も中止の可能性が高いだろうし、東京に引っ越している予定だから式は欠席と決めていた。最後の授業の後に会った人には挨拶をしていたから後悔はないけど、ほんのちょっと寂しいな(こういう時、超理系で合理主義の私の恋人に話すと大抵、どうでもいいと言われるので気が楽になる)。

 2年間あっという間だった。学費についてはなんとかなったけど、知ってたら良かったなって制度があったのでまとめて記録しておく(また忘れそうだから)。

 学費(1年時)1,374,630-530,000(社会人割引)-50,000(奨学金)=794,630

 学費(2年時)1,149,200-530,000(社会人割引)-150,000(奨学金)=469,200

 学費合計   ¥1,263,830

高い〜!!社会人割引ないと無理だったな。奨学金は2年生で30万狙ってたけど、コロナによるオンライン授業でモチベーションと一緒に成績下がったから取れなかったのが悔やまれる。15万の奨学金は、面接官がドイツ人の先生だったからとれた気がする。

 入学して気がついた国の制度で、「専門実践教育訓練給付」というものがある。これは、社会人として一定期間以上働いた(雇用保険を払った)人が再び学生になる場合の支援制度で、学費の50%が国から貰えるというもの。この制度を使うためには、

 受講開始の1ヶ月前に申請

 雇用保険の加入期間が3年以上(初めては2年)

が必要。②に関しては、過去の雇用を合算することができるけど、その場合1年以上空いてないことが必要になる。私の場合①は入学して気づいたので×、②もワーホリで1年以上空いてしまったから×でどっちにしろダメだった。ただ、日本に戻って勉強することを決めた2018年5月にこの制度を知っていて、帰国してすぐに働いて入学前に申請していれば、¥631,915貰えた可能性があったってこと!!

 でもまあそれを選んだ場合、2回目のカミーノで会った人に会えてないし、多分熊野古道のボランティアも行ってないし、そうなると京都のシェアハウスに住んでない可能性が高いし(熊野古道で知り合った人に紹介して貰った)、仮に住んだとしても今の恋人には会えていない(彼の部屋は1番安かったので、多分私がその部屋に住んで彼はもっと安い部屋にいった)。となると、まぁ全然いっか、働こう。と思いつつ、いつかまた学生に戻る時には、この制度を忘れずに使おうと思う。(1年以上空いちゃうとまた×になるけど、妊娠・出産・病気とかの理由がある場合に申請すると最大19年待ってくれるみたい)。