カミーノの迷い方

食べるの大好き人間のカミーノ巡礼、栄養学、食に関する本、ゼロウェイストなど

カミーノ日記3日目(Zubiri→Pamplona 21km)

7月28日

 6時45分出発。朝の空気が気持ちいい。昨日は良く見てなかったけど、町のシンボルの橋が良い感じ。今日の目的地は、ナバラ州の州都Pamplona!大きな街だから、バルがたくさん!それを楽しみにすいすい歩けそう。

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Zubiriはバスク語で「橋の村」の意味。

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今日は平坦な道。

 ほんとにここ?っていう様なススキだらけの道、工場の裏、森の中を歩く。

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 森をぬけると、カフェに到着。陽気な韓国人ギャルに話しかけられて、突然二人でセルフィー。カルロスに会ったので一緒にご飯。定番のトルティーヤとカフェコンレチェ。川沿いのカフェは猫と鶏が自由に歩き回ってて、大きな無花果の木があってとてもリラックスできた。一緒の席になったバロセロナ出身の女性に、以前バロセロナで買って食べた無花果をチョコでコーティングしたお菓子の話したら、彼女の大好物らしく、しばらく無花果の話をした。

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スタンプの柄が、写真真ん中の像で可愛かった。

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食べたいけどまだ早いみたい。

 再び歩き始める。リュックに鍋をくくりつけたギリシャ人の男性と話す。ちょっと重いけど、外で料理をして食べるのも美味しいだろうなあ。公園で休憩をとったあと、かなりの登り坂があった。今日は平坦な道だと油断してた分きつかった〜。

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名所でも何でもないお花畑に心が落ち着く。

 Pamplona手前の街に到着。とにかく暑くて、無性にポテトチップスが食べたい気分なので休憩を取ることにする。日差しがとにかく強くて、人が出歩いてなくて、映画の中にいるみたい。

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 ナッツを買って、どこで食べようかな〜って考えてたら、韓国人の女の子が、こっちで食べよーって大声で誘ってくれて、隣に座った。韓国人の子たちはみんな明るくて、親切で、フレンドリー。彼女はお母さんとカミーノ中っていうのもあって、バスも使って行くみたい。ふと、もう会えないかもなって思って、寂しくなる。

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 この休憩の後歩き始めると、もうPamplonaに近くて、町が繋がってる感じ。って思ってからが、とにかく長い。シエスタが始まる町を通りすぎて、団地を通りすぎて、ひたすら歩く。長すぎて思わず久々に会ったペレグリーノに愚痴る。やけになって、トトロの散歩を大声で歌いながら歩くと、丁度いいところで綺麗な石橋があって、ちょっと休憩。その後ちょっとだけ迷ったけど、何とか街に入って、ムニンシパルへ到着!大きくて、Wifiあって、天井が教会そのまんまでテンションがあがる。ベットの下は今日話したギリシャ人男性。隣のベッドは素敵な雰囲気の女性とイケメン男性のペア。

 シャワー、洗濯を済ませて、17時過ぎからバルへ繰り出す。5、6件はしごしたけど、最初の店が一番美味しかったかな。最後の店では、お腹パンパンなのに、食べたくて無理矢理つめ混んで、カルロスと韓国人の女の子Y(カミーノで一番一緒に時間を過ごした大好きな友達)にまだ食べるの?って驚かれた。

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BarGauchoにて。とにかく全て美味しかった。ピンチョス並べてあって注文もしやすかった。

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La Urbanaにて。この日ピンチョスが€1だった。クラブみたいなカジュアルバー。

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ムール貝のファーストフード店みたいな感じ。みんなパタタスブラバスも食べてた。

 

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床に捨てるタイプのお店は楽しくて好き。

 どんなに楽しくても、門限があるのがアルベルゲ宿泊のルールなので戻り、庭でちょっとおしゃべり。中国人カップル、中国人女性とフィンランド人男性の夫婦と話す。彼らは、何とカミーノで出会って結婚したんだって!素敵。彼女はフランス、シンガポール留学経験もあって語学が堪能で、今はフィンランドで旅行の仕事をしてるとの事で、物知りだし、いつ見かけてもさくさく歩いてる(凄く細いのに!)。眠たくなってきたところで就寝。


巡礼宿(ムニンシパル) 8€ ★★★ wifi有り 立地がいい キッチン広い 庭あり