8月13日
Yと一緒に出発。昨日はこの町はお祭りだったみたいで、まだ続いてる。スペインのお祭りが長いのは一度見て知ってるけど、こんな小さな村のお祭りも朝まで続くことにびっくりした。
地図で現在地を確認すると半分を過ぎたことがはっきり分かって、ちょっと寂しくなる。
1時間ほど歩くと、左手にヘリコプター用?の空港があった。
3人組とも会って、何にも無い道をひたすら歩く。レディゴー♪と歌ってたらレディエゴスに到着。特徴的な外見のお店を発見。Yは前回のカミーノでこの町に滞在し、このバルに飲みに行ったけど面白かったとのこと。お昼は空いてなかったので素通り。
スペイン(の、カミーノで歩く場所)は大きい犬が割と繋がれてなくてうろうろしてることがあって、犬好きとしては楽しいけど、犬嫌いだとちょっと怖いかも。一緒に歩いてたYも日本人大学生Tも犬好きなので、走ってきた犬とちょっと遊ぶ。
お昼前にマンシージャ・デ・ラス・ムラスの町に到着。人口1600人の町だけど美味しそうな店がちらほら。GoogleMapで目星をつけていくと、大正解⭐︎可愛らしい店内に内臓系の煮込みが沢山で、リーズナブル。
ここから今日のゴールまではたった5km。チュッパチャプスを舐めながら余裕で歩く。が、お昼が美味しくてワインを2杯飲んでしまった+めちゃくちゃ照りつける太陽で、かなりきつい...いつの間にか3人組の姿は見えなくなって、Yとぜぃぜぃ言いながら歩く。14時半の太陽はめちゃくちゃ元気。残り1km地点に屋根付きの自動販売機コーナーがあって、迷わず入る。Yと、(ここに休憩コーナーを作ってくれて)グラシアスって言いながら、冷たいカフェオレを飲んで...30分ほど休憩。
重い腰を上げて歩いていくと、今日の目的地ビジャレンテの手前に川があって涼しい気分になる。後で泳ぎたいな。
3人組とも合流し、目についたアルベルゲに宿泊。ベッドが自由だったので、4人部屋にYと入る。シャワーを浴びて服を来てドアを出ると男性がいて、彼が凄くびっくりして謝られた。シャワー&トイレの配置が変なの!気にしないで!って言っても何度も謝られた。彼は昨日道で初めて会った南アフリカ人のショーンで、見た目はいかついけど明るくて凄くいい人。いつも彼女のスペイン人女性と一緒で、この二人は、多分今回のカミーノで出会って付き合ってる。
今日の部屋は私とYとショーンと彼女。体がだるいので昼寝しようと、寝袋とシーツに虫除けスプレー(服や寝袋用)をかけてたら、ショーンの彼女に、訝しげな顔で見られた。これはドイツで買ったスプレーで、服やシーツ用なんだよ〜って言っても信じてくれない。ショーンが、スプレーを手にとって、ほんとだ〜便利だね〜って言ってくれてなんとか納得。この女性は性格が変わってて、ちょっとアジア人差別的で、最後まで仲良くなれず、ショーンと彼女がどう付き合ったのか謎だった。
しばらく寝るとスッキリした気分で、まだまだ明るくて暑かったのでYを誘って川に泳ぎに行くことに。日本人大学生Tと韓国人大学生Yも一緒に4人で川に行った。水着は私一人だけなので一人で水に入って、ちょっとぴちゃぴちゃして満足。暑いけど川は冷たかった〜。地元の子供たちは平気で泳いでた。
今日の宿はキッチンが無いので外にご飯を食べに行く。この町は小さくて、夜ご飯を食べれそうな店は巡礼路沿いに2、3軒あるだけみたい。あまり期待せずに行く。外のテーブル席に座ってパエリヤ等を注文。まだ明るいし風もあって外の席が気持ちいい。
パエリアって、美味しいけど、どこで食べても一緒の味だな〜って感想。大人数で食べるには無難でいいんだけど。多分、私は美味しいパエリアを食べたことが無いんだと思う。スペイン東部バレンシア地方の料理だから、そっちには本物があるんだろうな。
そして、別に頼んだタコのマリネが、すっごく美味しかった!盛り上がるほどでは無いけど美味しくて箸が進むから、すぐ無くなって、二皿目もすぐ無くなった。
朝から運動して、昼寝して、夜の9時でもまだ明るくて、外で美味しいご飯をワインと食べる。あ〜幸せ。宿に帰って就寝。
El Delfin Verde 5€ ★★ Wifiは共有スペース(屋外)のみ ベッドは早いもの勝ち キッチン無し
Restaurante La Curiosa 内蔵のタパスが絶品&リーズナブル
Bar Cordoba タコのマリネが美味しかった