コロナ禍の京都生活中、段ボールコンポストを始めた。自分から日々出る臭いゴミが、肥料として生まれ変わり、生ゴミを処理するエネルギーを減らせる素晴らしい方法!でも段ボールは弱く、定期的な交換が必要でめんどくさい。東京に引っ越してきてからはしたいと思いつつしてなかった。
りんご屋さんでりんごを入れていた木箱を無料で頂いたので、これでコンポストを始めてみる。近所のお米屋さんで米糠を購入(5kgくらいで100円だった/使用済みの米の袋を持参したので封までしてもらった)し、アパートの共用部から土を貰って、いざ!
隙間もあるのでそのまま入れるのはどうかなぁ?と思ったので段ボール敷いた。不織布とかあったらそれが良さそう。
今日の生ゴミはにんじんの皮、茄子のヘタ、卵の殻など77g。鋏で小さく刻んで、土と米糠を混ぜたもの(割合は適当)に埋めていく。この久しぶりの作業、癒される...!!ゴミ箱に入れたら匂いを放つ生ゴミが肥料になる喜び、忘れてた。半年以上先延ばしにしてたことを後悔するレベル。
ベルリンから京都、そして東京にきて感じることは、自然が少ない。場所にもよるだろうけど、私が住む場所(最寄駅は山手線)は人が多くて、皆忙しそうで、新しい建築物がどんどん建ってて、ゴミが多くて、それが私のストレスになってる気がする。その上、コンポストしないから生ゴミ、2人暮らしだから1.5〜2倍のゴミ、持ち帰りのプラ容器(容器持参してるけど限界がある)が出てるのもストレスだったのかも。
東京はなかなか変えられないけど、自分から出るゴミは変えられる‼︎久しぶりにしっかり土に触れて癒されたし前向きになった。
そして、ちょうど読み始めた本"土になる"の内容とリンクしていて、うんうん頷きながら読む。建築家だったり画家、作家、音楽家でもあり、いのちの電話で自殺を考える人と向き合ったりしてる坂口恭平さんの熊本での畑日記。土に触れる、土で何かを育てるって大事なことだなって思う。私もベランダで出来るだけ食べ物を育ててるけど(バジル、パクチー、ルッコラ)、新鮮な野菜ってやっぱりすっごく美味しいし。
コンポスト、春夏は虫でるし秋冬はなかなか進まなかったりもする。でも今日の気持ちを忘れずにゴミを肥料に変えてく。