変えられるものと変えられないもの

　宇多田ヒカルの、Wait&See〜リスク〜の歌詞

変えられないものを受け入れる力

そして受け入れられないものを

変える力をちょうだいよ

は初めて聴いたときとても衝撃を受けたし、今でも聞くたびにいいなと思う。大人になって、神学者ニーバーの言葉

神よ、変えることのできるものを変える勇気を、変えることのできないものを受け入れる冷静さを、その二つを識別する知恵を、私に与えてください

を知って、この言葉もとても好き。本の中で久々にこの言葉に会ったので今の自分の変えられるもの、変えられないものを考えてみる。

・自分の体ー今年中に目標数値達成して、自分が好きな体になる

・自分の英語力ー英語が下手になると自分が嫌になるから

・仕事ーリモートでできる、休みとりやすい仕事に変えたい

・漠然とした寂しさー挑戦したいことをして、自分の居場所を広げていく。好きなことしてたら自然にいいひとたちに出会うと思う

・父の病気ー私には治せない。ただ、後悔のないように一緒に過ごすだけ。辛いけど、皆が通る道で早いか遅いかだけ

・母の持病や老い、寂しさーできるだけ母に幸せでいてほしいけど、結局は私にできることは良くも悪くも多くない。頻繁に帰省して、母が喜ぶことをして(東京にしかないお菓子を買って帰るなど)、実家を片付ける

・優しい兄と素晴らしい兄嫁と可愛い姪っ子たちー兄弟が最高でパートナーもいいひとで姪っ子がめちゃくちゃ可愛くで幸せ

　父と母を失う日が遠くないことが漠然と悲しいけど、それは別に私だけに降りかかる不幸ではないと少し冷静になることができた。変えられるものをかえていこう。

↑最初はそんなに面白くないかな〜と思ったけど、読んでいくと豪華なメンバーの短いけどウィットにとんだ文章ですぐに読み終わった。一番好きなのはヤマザキマリさん(テルマエロマエの作者)の文章。この人の書くものどれも面白いなあ

カミーノの迷い方